簿記3級 第1問研究所 まとめ問題 1

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第1問(出題が多い)

つまずいた問題は以前の解説を見て再度 挑戦して頂けたら嬉しいです。

a

経理部の出納係は、支店の用度係から1週間分の下記の領収書を受け取った。なお翌週 出納係は用度係に小口現金を現金で渡している。

支店従業員の電車代 2,000円     支店のガス料金 1,000円

借方金額貸方金額

解答

借方金額貸方金額
旅費交通費2,000小口現金3,000
水道光熱費1,000

貸方の勘定科目は現金でなく小口現金です。

b

商品4,000円を掛けで仕入れた。その際に引取費用200円については売主と買主で半分ずつの負担にする。

a) 立替金を用いた仕訳

借方金額貸方金額

借方金額貸方金額
仕入4,100買掛金4,000
立替金100現金200

b) 立替金を用いない仕訳

借方金額貸方金額

借方金額貸方金額
仕入4,100買掛金3,900
現金200

c

5月1日 2000円の商品Aを10個 仕入れた。この時点の在庫は0である。

5月10日 単価2200円の商品Aを6個 仕入れた。

5月12日 単価210円の商品Bを40個 仕入れた。

5月20日 商品Åを1個600円で 4個 販売した。

5月20日に販売した商品2個分の売上原価を移動平均法で求めなさい。

       円

2000×10=20000 (5/1) 2200×6=13200(5/10)

1個の原価 20000+13200=33200 33200÷16=2075

解答

2075x2=4150円

d

売価5,000円の商品を引き渡した。なお手付金として先週1,000円が当座預金に入金になって居る、残金は掛けとした。

借方金額貸方金額

解答

前金の時点の仕訳は

借方金額貸方金額
当座預金1000前受金1000

従って解答は

借方金額貸方金額
前受金1000売上5000
売掛金4000

e

下記の仕訳をする。

先日クレジット払いで商品(売価5万円)を販売しており(記帳済)、本日 信販会社から その代金が当座預金に入金された。なお 信販会社の手数料は4%であり手数料は販売時に計上した。

借方金額貸方金額

間違い例

借方金額貸方金額
売上48000売掛金50000
クレジット手数料2000

上記は誤回答です。

正解は

借方金額貸方金額
当座預金48000クレジット売掛金48000

販売時の仕分けは

借方金額貸方金額
クレジット売掛金48000売上50000
支払手数料2000

f

大崎商店は中里商店から商品2万円を仕入れ、代金については約束手形を降り出した、なお大崎商店 負担の引取運賃1000円は大崎商店が現金で支払った。

借方金額貸方金額

回答

借方金額貸方金額
仕入21000支払手数料20000
現金1000

g

大崎商店は古川商店から200円を借り入れた、その借用の証拠として約束手形を振り出して古川商店に渡した。

借方金額貸方金額

回答は

借方金額貸方金額
現金200手形借入金200

h

大崎商店は古川商店に対する買掛金500円について、電子債権記録機関に債務発生の記録を行った。

借方金額貸方金額

回答は

借方金額貸方金額
買掛金500電子記録債務500

i

8月2日、従業員が出張から帰社した。従業員が出張中に立て替えた費用について以下の領収証が出された。ホテル代4,000円、電車代1,000円。ただちに従業員の普通預金口座に当座預金口座から振り込んだ。

借方金額貸方金額

回答は

借方金額貸方金額
旅費交通費5000当座預金5000

j

大崎ホールディングス設立にあたり下記のとうり当座預金に出資を受けた、1株あたり200円である。

中里商店100株、古川商店200株

借方金額貸方金額

回答は

借方金額貸方金額
当座預金60000資本60000

k

3月31日の営業が終わり決算になった。金庫の現金を数えたところ1万円が4枚、100円硬貨が50枚であった。帳簿上の現金残高は4万円であった、差額の原因を調査したところ、期中に売掛金6,000円を現金で回収したが その記帳 忘れていたことが判明したが、その他の差額原因は不明である。

借方金額貸方金額

解答例は

借方金額貸方金額
現金過不足5000現金5000

借方金額貸方金額
現金6000売掛金6000

上記を振り返ると

借方金額貸方金額
現金1000売掛金6000
雑損5000

上記は誤回答です。

正解は

借方金額貸方金額
現金6000売掛金6000
雑損1000現金1000

従って最終的には

借方金額貸方金額
現金5000売掛金6000
雑損1000

l

S2年3月30日に買掛金10万円の支払のために小切手10万円を振出した、先方は直ちに現金に替えた、なお小切手 振出した時点で残高は2万円しかなかったが、予め当座借越契約を締結している。

これ以降の取引はなく決算日になった。

誤回答

借方金額貸方金額
買掛金100000当座預金100000

期中ならこれで良いが決算日のため下記が正解。

借方金額貸方金額
当座預金80000当座繰越80000

m

下記の決算整理仕訳をして下さい。

200円郵便切手2枚、4000円収入印紙2枚

借方金額貸方金額

回答は

借方金額貸方金額
貯蔵品8400通信費400
租税公課8000

n

決算整理仕訳をして下さい。

大崎商店のビルの一部をS1年6月1日からテナントとして貸している。賃料は月5万円の前払いとなっており、毎月末に当座預金口座に翌月分の賃料が振り込まれる、その分も適切に期中に仕分けしている。

S2年3月31日(決算日)の仕分けをして下さい。

借方金額貸方金額

3月31日時点では1ヶ月分 前受しているので。

借方金額貸方金額
当座預金50000受取家賃50000

借方金額貸方金額
受取家賃50000前受家賃50000

o

S3年7月31日、コピー機1台を45万円で売却した。代金については翌月末に受け取ることとした。

取得日 S1年11月1日   取得価格 65万円   減価償却(定額法)   残高5万円

耐用年数5年

借方金額貸方金額

回答例

借方金額貸方金額
減価償却累計額126666備品650000
未収入金450000
売却益73334

減価償却費は 650000−50000=600000 600000÷5=120000(年間)

120000÷12=10000(計算上の1ヶ月の減価償却費)

問題の場合 S1年11月〜S2年11月 (1年)+ S2年12月〜S3年7月(8ヶ月

従って 120000(1年分)+10000x8÷12=6666

上記は誤回答です。

正解は

借方金額貸方金額
減価償却累計額170000備品650000
未収入金450000固定資産売却益10000
減価償却費40000

減価償却累計額 

S1年11月〜S2年3月31日までの5ヶ月(10000x5)

S2年4月〜S3年3月31日までの12ヶ月(12万)

減価償却費

S3年4月〜S3年7月までの4ヶ月(4万)

未収入金 45万

借方合計66万ー貸方合計65万=1万(固定資産売却益)

p

差額補充法で決算整理仕訳をして下さい。

期末時点での売掛金は200万、電気記録債権は200万である。このうち3%は来期 回収できないと見積もられている。

a) 期末時点で貸倒引当金が8万円有る場合

金額貸方金額

b) 期末時点で貸倒引当金が16万円有る場合

借方金額貸方金額

回答は

a) 期末時点で貸倒引当金が8万円有る場合

借方金額貸方金額
貸倒引当金繰入(費)40000貸倒引当金(負)40000

b) 期末時点で貸倒引当金が16万円有る場合

借方金額貸方金額
貸倒引当金(負)40000貸倒引当金戻入(収)40000

引当金 設定額は200万+200万=400万

400万x0.03=120,000円

復習

差額補充法とは 貸倒引当金の残高を差し引いて費用計上する事。

q

S1年5月1日の貸倒の仕訳をして下さい。(決算日 3月31日)

日付内容
S1年 3月1日大崎商店に商品20万円を掛けで販売した。
S1年 4月1日大崎商店に商品40万円を掛けで販売した。
S1年 5月1日大崎商店が倒産して上記の債権60万円が回収不能となった。なお この時点での貸倒引当金は100万円有った。

借方金額貸方金額

解答

借方金額貸方金額
貸倒引当金(負)200000売掛金(資)600000
貸倒損失(費)400000

前期以前の債権については、貸倒引当金を使う。当期の債権については 設定されていないので貸倒損失を使う。

r

S1年5月1日の貸倒の仕訳をして下さい。(決算日 3月31日)

日付内容
S1年 3月1日大崎商店に商品20万円を掛けで販売した。
S1年 4月1日大崎商店に商品40万円を掛けで販売した。
S1年 5月1日大崎商店が倒産して上記の債権60万円が回収不能となった。なお この時点での貸倒引当金は10万円有った。

借方金額貸方金額

解答は

借方金額貸方金額
貸倒引当金100000売掛金600000
貸倒損失500000

決算事に10万しか なっかた為、残りの10万に今期の損失の40万を足して、貸倒損失を50万にする。

s

S3年3月20日の仕訳をして下さい。(3月31日 決算日)

月日内容
6月20日大崎商店が倒産し、S2年2月分の売掛金40万円が回収不能になった。なお 貸倒引当金の残高はありません。
3月20日上記の売掛金のうち5万円が現金で回収できた。
借方金額貸方金額

解答は

借方金額貸方金額

前期は

借方金額貸方金額
貸倒損失(費)400000売掛金(資)400000

今期は

6月20日の仕訳は

借方金額貸方金額
貸倒損失400000売掛金400000

正解

その後の仕訳は

借方金額貸方金額
現金50000貸倒損失50000

t

S3年4月20日の仕訳をして下さい。(3月31日 決算日)

月日内容
6月20日大崎商店が倒産し、S2年2月分の売掛金40万円が回収不能になった。なお 貸倒引当金の残高はありません。
4月20日上記の売掛金のうち5万円が現金で回収できた。

借方金額貸方金額

解答は

借方金額貸方金額
現金50000償却債権取立益50000

u

①下記の決算整理仕訳をして下さい。

②当期の売上原価はいくらですか?

項目金額
期首商品有高20万
当期商品仕入高100万
期末商品有高40万

借方金額貸方金額

①解答

借方金額貸方金額
仕入(費)200000繰越商品(資)200000
繰越商品(資)400000仕入(費)400000

②解答

20万+100万ー40万=80万

v

下記の当期純利益を求めて下さい。(この問題は解説のみ行います。)

期中の収益

売上 600円   受取家賃 30円

期中の費用

仕入280円   給料 30円

期首商品棚卸高は 50円   期末商品棚卸高は 30円

借方金額貸方金額

初めに

借方金額貸方金額
仕入50繰越商品50
繰越商品30仕入30

次に

収益勘定を損益にする。

借方金額貸方金額
売上600損益630
受取家賃30

次に

費用の勘定を損益にする。

借方金額貸方金額
損益330仕入300
給料30

次に

損益勘定の残高を繰越利益剰余金にする。

借方金額貸方金額
損益300繰越利益剰余金300

解答

300万円

w

消費税10%で税抜き方式で仕訳して。

4月4日 当座預金口座の入出金を見たら4,400円の入金があった、不明の為 とりあえず入金処理した。4月10日 前回の不明入金は2月28日に掛け販売した商品(税抜き4000円)の売掛金と判明した。なお当社の決算日は9月末である。

4月4日

借方金額貸方金額

4月10日

借方金額貸方金額

解答

4月4日

借方金額貸方金額
当座預金4400仮受金4400

4月10日

借方金額貸方金額
仮受金4400売掛金4000
現金過不足400

4月10日分は誤回答です。

正解は

4月10日の答えは下記です。

借方金額貸方金額
仮受金4400売掛金4400

考え方として

2月28日の仕訳は

借方金額貸方金額
売掛金4400売上4000
仮受消費税400

税抜方式でも、売掛金は税込み金額で計算される。

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