簿記3級 第1問研究所 第3問対策(整理前をPLとBSにする)4

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第3問

下記は印刷して回答する事をオススメ致します。

決算整理前残高試算表

借方勘定科目貸方
6,480,000現金
1,800,000普通預金
5,510,000当座預金
250,000小口現金
1,512,000受取手形
1,728,000売掛金
194,400仮払金
540,000繰越商品
1,944,000備品
支払手形2,468,000
買掛金1,296,000
借入金2,700,000
貸倒引当金43,200
減価償却累計額324,000
資本金9,300,000
繰越利益剰余金1,500,000
売上8,640,000
受取手数料388,800
4,428,000仕入
442,800給料
324,000旅費交通費
1,296,000支払家賃
226,800支払利息
合計

決算整理事項

1)仮払金194,400円は売掛金の支払金額である。

2)小口現金係から下記の様に報告を受けていたが、決算日では未処理である。当社はインプレスト、システムを採用して居る。

(旅費交通費75,000円、消耗品費50,000円使用済)小切手125,000円を振り出し小口現金を補充した。

3)売掛金10,000円が普通預金口座に振り込まれたが未記帳である。

4)現金の実際有高は6,450,000円であった。通帳残高との差額のうち20,000円は旅費交通費の記入漏れである。残高については雑損、雑益の処理をする。

5)売上債権の期末残高に対して4%の貸倒を見積もる。貸倒引当金の設定は差額補充法にする。

6)期末商品の棚卸高は648,000円である。

7)備品について定額法で減価償却をする

耐用年数: 3年   残存価格:0

8)手数料の未収分が43,200円ある。

9)支払い家賃は当期からで7月1日に1年分として支払ったもの。

10)利息の未払い分が32,400円ある。

解答用紙

損益計算書(PL)

大崎商店S1年4月1日~S2年3月31日単位: 円
勘定科目(借方)金額勘定科目(貸方)金額
売上原価売上高
給料受取手数料
旅費交通費
消耗品費
支払家賃
貸倒引当金繰入
減価償却費
雑(   )
支払利息
当期純利益

貸借対照表(BS)

大崎商店S2年3月31日単位: 円
勘定科目(借方)金額勘定科目(貸方)金額
現金支払手形
普通預金買掛金
当座預金借入金
小口現金(   )費用
受取手形資本金
貸倒引当金(▲      )繰越利益剰余金
売掛金
貸倒引当金(▲      )
商品
(   )費用
(   )収益
備品
減価償却累計額

解答

損益計算書(PL)

大崎商店S1年4月1日~S2年3月31日単位: 円
勘定科目(借方)金額勘定科目(貸方)金額
売上原価4,320,000売上高8,640,000
給料442,800受取手数料432,000
旅費交通費a)419,000
消耗品費b)50,000
支払家賃c)972,000
貸倒引当金繰入d)86,000
減価償却費e)648,000
雑( 損  )10,000
支払利息f)259,200
当期純利益g)1,865,000
合計9,072,000合計9,072,000

貸借対照表(BS)

大崎商店S2年3月31日単位: 円
勘定科目(借方)金額勘定科目(貸方)金額
現金6,480,000支払手形q)2,468,000
普通預金1,810,000買掛金r)1,101,600
当座預金x)5,385,000借入金2,700,000
小口現金v)250,000s)(未払 )費用t)32,400
受取手形 h) 1,512,000資本金9,300,000
貸倒引当金 i)(▲60,480 )1,451,520繰越利益剰余金u)3,365,000
売掛金 j) 1,718,000
貸倒引当金 k)(▲68,720 )1,649,280
商品y648,000
m)(前払)費用n)324,000
z)(未収)収益43,200
備品 0)1,944,000
減価償却累計額 ア(▲972,000)p)972,000
合計18,967,000合計18,967,000

解説

a)b)

借方金額貸方金額
旅費交通費75,000小口現金125,000
消耗品費50,000

a 324000+75000+20000=419000

次に小口現金の補充の為、当座預金のマイナスをします。

借方金額貸方金額
小口現金125,000当座預金125,000

c)

借方金額貸方金額
前払家賃324,000支払家賃324,000

1,296,000÷12=108,000 108,000x3=324,000

1,266,000ー324,000=972,000

d)k)

受取手数料と売掛金が期末残高の4%になるように差額補充する。

借方金額貸方金額
貸倒引当金繰入(費)86,000貸倒引当金(負)86,000

受取手形1,512,000+売掛金1,728,000ー未処理(売掛金)10,000 x0.04=129,200円(設定額)

129,200ー43,200(貸倒引当金)=86,000(貸倒金繰入額)

受取手形(貸倒引当金)1,512,000x0.04=60,480

売掛金(貸倒引当金)1,728,000ー10,000x0.04=68,720

e)

1,944,000÷3(耐用年数)=648,000(1年の減価償却)

f)

借方金額貸方金額
支払利息(費)32,400未払利息(負)32,400

226,800+32,400=259,200

g)

PLの貸方残高合計(9,072,000-7,197,000=1,875,000)

h)

受取手形と間違わない様に。

i)

受取手形の貸倒引当金 1,512,000x0.04=60,480

j)

借方金額貸方金額
普通預金10,000売掛金10,000

売掛金1,728,000ー10,000=1,718,000

l)

貸倒引当金 1,718,000x0.04=69,720

引当金合計(60,480+69,720)ー貸倒引当金(48,200)=82,000

m)

前払費用=前払家賃の事を言う。

n)

支払家賃(1,296,000)X3/12=324,000

e)o)

借方金額貸方金額
減価償却費(費)648,000減価償却累計額(負)648,000

減価償却費(1,944,000÷3=648,000)

324,000(減価償却累計額)+648,000(減価償却費)=972,000(BS)

貸借対照表の備品はそのまま記入する。

p)

減価償却累計額 972,000

1,944,000ー972,000=972,000

q)

そのまま転記する。

r)

借方金額貸方金額
買掛金194,400仮払金194,400

1,296,000ー194,400=1,101,600

s)

この場合、未払費用=未払利息の事を言う。

借方金額貸方金額
支払利息32,400未払利息32,400

損益計算書(PL)支払利息226,800+32,400=259,200

t)

未払費用=未払利息

勘定科目金額勘定科目金額
支払利息(費)32,400未払利息(負)32,400

u)

繰越利益剰余金は試算表残高に当期純利益を足した金額で表す。

T/B貸方1,500,000+当期純利益(PL)1,865,000=3,365,000

x)v)

借方金額貸方金額
旅費交通費75,000小口現金125,000
消耗品費50,000

小口現金を貸方にしてから小口現金の補充の為に当座預金のマイナスをします。

勘定科目金額勘定科目金額
小口現金125,000当座預金125,000

当座預金 5,510,000ー125,000=5,385,000

従って、小口現金250,000ー125,000+125,000=250,000

h)

そのまま転記。

y)

商品=期末商品棚卸高(648,000)の事を言う。

z)

未収収益=未収手数料の事を言う。

借方金額貸方金額
未収手数料43,200受取手数料43,200

ア)1,944,000÷3=648,000(1年減価償却)

T/B ▲324,000+借方648,000=▲972,000

主な略証

T/Bは決算整理前残高試算表

B/Sは貸借対照表

P/Lは損益計算書

未収手数料(手数料の未収分)

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はじめに
簿記3級を勉強することについて メリット 基本的な企業の仕組みが分かる。 株式の勉強になる。 転職にも有利なところが有る。 簿記3級を皮切りに他の勉強もしたくなる。 起業した時に役に立つ。 頭の体操になる。 独学で有れば合格まで1万円以下で...

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